2025/07/29ファミリア創業者 坂野惇子(ばんのあつこ)
- 須藤 悟
- 7月29日
- 読了時間: 2分

タイトルに創業者とあり思わずパラパラとページをめくってしまった。「ファミリア創業者 坂野惇子 「皇室御用達」をつくった主婦のソーレツ人生」 著者 中野 明 発行 中央公論新社 です。敗戦後、幼い子供も抱えていたが自らの手で仕事をしなければいけない状況の中、子供服を作って売る事になった、違う言い方をすれば、そのような事ができる技能があったのですね。坂野さんの、明るい性格、前向きな態度は、困難な時こそ威力を発揮したそうです。そうですよね、創業経営者は明るい未来を創らなければなりませんからね!101ページをちょっと引用させていただきます。「ガチャ万、コラ千」という言葉が福井の繊維関係者の間で生まれ、これが全国的に流行した。「ガチャ万」とは「機をガチャンと動かせば1万円の収入」という意味だ。全国的に衣服が乏しかったから、とにかく粗悪な品でもガチャンと作り、それを闇ルートに流せば大きな富を得られたわけである。もっとも闇に商品を流すのは御法度である。警察に踏み込まれでもしたら手は後ろに回る。しかし、仮に「コラー」と警官に踏み込まれたとしても、「千円」ほど握らせれば見逃してくれる。これが「コラ千」の意味だ。製造業者のみならず卸問屋も質の悪い生地を平気で販売していた。惇子たちはこうした非良心的な態度に強い不信感を抱いていた。「私達は、あのようにはならないでおこう」と、いわば創業の精神である「赤ちゃん、子供にとっての愛情を真剣に考え、なくてはならない商品を提供する」を徹底して追及した。とあります。たしかにそうありたいと考えます。インターネットで(株)ファミリアの公式サイトを閲覧しますと、品の良い子供服がでてきました。子供が大きくなり着ることができなくなっても、捨てることは困難だと思います。こういう企業があることを初めて知りました。参考にさせていただきたいと思います。




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